にじ359号

2022年度通常総会のお知らせ

2022年度通常総会を下記の通り行います。コロナ禍で、感染拡大防止に気を配りながらの活動だった2021年度でしたが、その活動内容を振り返るとともに、2022年度の活動方針を検討します。
と き:2022年4月16日(土)13:30~
ところ:福島視覚情報サポートセンターにじ会議室
議題:
1.2021年度活動報告
2.2021年度収支決算報告
3.監査報告
4.役員改選
5.2022年度活動計画(案)
6.2022年度予算(案)
7.その他
※ ボランティア会員には事前に総会資料を送付しますので、熟読の上、当日出席できない方、また、コロナ感染の拡大状況を考慮して出席を控える方は、かならず委任状を提出してください。

お花見ウォーキング

今年は3年ぶりにお花見ウォーキングを行います。ウォーキングクラブのクラブ員のかたも、そうでないかたも、久しぶりにお花見を楽しみましょう。
サポートセンターにじを出発して、荒川桜づつみ公園を散策します。
日にち:4月13日(水)
時間:13時~14時30分
集合・解散場所:サポートセンターにじ
午後の時間ですので、昼食を済ませて集合してください。途中は、水分補給のみとなります。
サポートセンターにじから桜づつみ公園まで徒歩での往復に自信の無い方は、ボランティアとともに車で移動しますので、どなたもご心配なくご参加ください。
ウォーキングクラブ員もそうでない方も、必ず事前にお申し込みください。
小雨決行ですが、天候やコロナの感染状況により中止の場合は、参加を申し込まれた方に事前にご連絡いたします。

福島県ロービジョンネットワークから第30回、31回フォーラムのお知らせ

今年のフォーラムを下記のように予定しておりますので、ご案内いたします。テーマは「高齢社会における視覚障がいを考える」です。高齢社会がすすみ、視覚障がい者も高齢者の占める割合が高くなっています。高齢で見えにくい状態になってもなお、社会と繋がり、楽しく日常生活を送ることができるためのヒントを、フォーラムを通じて考えたいと思います。このテーマでの内容は豊富なため、春と秋の2回(30回、31回)に分けての開催です。
第30回もズーム開催で、これまで同様にご自宅での参加が難しい方のために、分散会場(定員あり)を用意します。参加申し込み方法などは、次号で改めてご案内いたします。

●第30回フォーラム
4月29日(昭和の日)9:00?12:00
「高齢視覚障がい者と日常生活訓練」
1.高齢者の視覚とその障がい 福島医大眼科 板垣可奈子医師
2.高齢視覚障がい者が必要とする日常生活訓練とは(アンケート調査から)障がい者総合福祉センター渡邊純代歩行訓練士
3.高齢視覚障がい者に対する訪問訓練に携わって
スマイルワン仙台 大谷孝典歩行訓練士
4.DVD上映「見えない・見えにくい高齢者への理解と安全なサポートガイド」あるっく(A LOOK)

●第31回フォーラム 令和4年10月ごろ
「高齢視覚障がい者の介護を考える」
1.高齢視覚障がい者と65歳問題(県障がい福祉課あるいは高齢福祉課担当者)
2.高齢視覚障がい者の介護に関する困りごと アンケート調査(予定)(福島県ロービジョンネットワーク担当者)
3.介護施設における視覚障がい利用者のための取り組み(仮題)(歩行訓練特化型デイサービス「エバーウォーク」担当者)

にじの会主催の講習会も実施予定です

2020年度・21年度実施できなかった、にじの会主催の「ウォーキングボランティア講習会」「テキストデイジーボランティア養成講習会」を実施する予定です。ホームページや福島市福祉たよりなどに掲載予定ですので、身近にボランティアに関心をお持ちの方がいらっしゃいましたらぜひお知らせください。
ウォーキングボランティア講習会:5月11日・
18日・25日、全3回、毎週水曜日、13:00~15:30(第3回は10:00~12:00)、サポートセンターにじ会議室ほか
テキストデイジーボランティア養成講習会:9月
10日・17日、全2回、毎週土曜日、13:00~15:00、サポートセンターにじ会議室

短歌・俳句・川柳

柳沼友治さん(郡山市)
蝋梅の黄色浮き立つ雑木山

菅野勝仁さん(田村市)
宝くじ運はなくとも買ってみる

穴澤勲さん(会津若松市)
大雪に昔の会津想い出す
幼少時代新聞少年

矢島秀子さん(南相馬市)
浮舟橋にかかる満月年ごとに
我が目に遠くなりて輝く

小板橋順二さん(猪苗代町)
吹雪やみ出番来たぞと近隣の
除雪機いっせい動き始める

武田栄子さん(福島市)
花見山に紅梅咲きたと聞きたれば
春の間近を思いてうれしき

三浦寛さん(国見町)
寒さ耐え仲良く並んだへそ大根
団欒食卓僕らが主役

谷田川正さん(郡山市)
幼時(おさなじ)に友と遊びし犬ぞりを
秋田犬「ゴン」は遠き想い出

山本敦士さん(伊達市)
一人去りまた一人去り旧き友
風に聞くたび心沈みぬ

点字図書差し上げます
前号に続き、当館の貸出図書をご希望の方に差し上げます(先着順)。すべてひもとじです。カッコ内は巻数。次号にも掲載します。
1.だから私は、明日のきみを描く(4)
2.いちばん初めにあった海(4)
3.きみを見つめる、はじまりの景色(4)
4.鞄に本だけつめこんで(4)
5.慟哭の谷(3)
6.小説映画「明日、キミのいない世界で」(1)
7.カラスのいいぶん(1)
8.毒を売る女(4)
9.あの星が降る丘で、君とまた出会いたい(3)
10.ためらいもイエス(6)
11.九人の乙女一瞬の夏(3)
12.歴史を変えた100匹の猫(3)
13.君はきっとまだ知らない(3)
14.佐渡・酒田殺人航路(4)
15.惨夢(5)
16.虚子百句(4)
17.鉄道検定(6)
18.あなたがこの世に生まれてきた意味(3)
19.「お金持ち」の時間術(2)
20.お酢のパワーすごワザ115 料理だけじゃもったいない(2)
21.一日で読める徒然草(4)
22.世界は2乗でできている(6)
23.病名がつかない「からだの不調」とどうつきあうか(2)

今月のイチオシ!図書

第166回芥川賞は砂川文次さんの「ブラックボックス」(群像8月号)に、直木賞は今村翔吾さんの「塞王(さいおう)の楯」(集英社)と米澤穂信さんの「黒牢城」(KADOKAWA)に決まりました。
『塞王(さいおう)の楯』(点訳・音訳ともに着手):幼い頃、落城によって家族を喪った石工の匡介(きょうすけ)。彼は「絶対に破られない石垣」を造れば、世から戦を無くせると考えていた。一方、戦で父を喪った鉄砲職人の彦九郎(げんくろう)は「どんな城も落とす砲」で人を殺し、その恐怖を天下に知らしめれば、戦をする者はいなくなると考えていた。秀吉が死に、戦乱の気配が近づく中、琵琶湖畔にある大津城の城主・京極高次は、匡介に石垣造りを頼む。攻め手の石田三成は、彦九郎に鉄砲作りを依頼した。大軍に囲まれ絶体絶命の大津城を舞台に、信念をかけた職人の対決が幕を開ける。ぶつかり合う、矛楯した想い。答えは戦火の果てに。「最強の楯」と「至高の矛」の対決を描く、圧倒的戦国小説。
『黒牢城』(点訳着手・音訳完成15時間17分):本能寺の変より3年前。織田信長に叛逆し摂津有岡城に籠城した荒木村重だが、城内で次々と起こる怪事件に悩まされる。人質の不審死、密使の殺害、そして裏切り者の影。窮した村重は地下牢に幽閉した織田方の軍師・黒田官兵衛に怪事の謎を解いてみせよと持ちかける。官兵衛は「なぜ儂を殺さぬ?」と問いつつも村重に智慧を貸すが。怪事件の裏には何が潜むのか、村重はなぜ官兵衛を殺さないのか。著者デビュー20周年の集大成たる、瞠目の謎解きと劇的人間ドラマ。戦国×ミステリの新王道。
『ブラックボックス』(点訳・音訳ともに着手):自衛隊を辞め、メッセンジャーの仕事を続けるサクマ。自分の中の自分が邪魔だった。それでも精一杯ちゃんとやった。自分の中の暴発をなぜ止められないのだろう。人間の怒りの本質、身体と感情を見つめる物語。
※ このコーナーでは、今話題の本、異色の本、おすすめ作家の本、健康や食事に関する実用本など、今イチオシ!の図書を「サピエ図書館」の登録状況と共にご紹介します。

お問い合わせ先

特定非営利活動法人にじの会


〒960-8074
福島市西中央2丁目23-1
TEL:024-529-7021
FAX:024-529-7031

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