にじ327号

交流会へどうぞ!

今年も、夏の暑さを忘れてリフレッシュする一日のプランです。みなさんどうぞご参加ください。
日時:8月 25日(日)10:30~15:00
会場:AOZ(MAXふくしま4階)
日程
9:30   受付開始
10:30   開会  オリエンテーション
10:35   参加者紹介
10:50~12:00 グループ別プログラム
12:10~13:30 昼食(小活動室)
13:30~14:15 野鳥の声を楽しもう!
14:20~14:50 発表
15:00       閉会
受付および主会場は、多目的ホールです。
午前のグループ別プログラム
a.笑いヨガ:笑いの体操とヨガの呼吸法をあわせた誰でもできる笑いの健康法。十二分に笑ってすっきりしましょう。
b.万葉の世界に親しむ:「令和」の典拠となった「万葉集」をはじめ「百人一首」など、和歌の世界に親しみましょう。福島県立視覚支援学校の渡辺寛子先生にお話いただきます。
c.お菓子作りに挑戦:参加者皆さんにお土産としてお渡しできるような、簡単・おいしいお菓子を作ります。
以上、3つの中から選んでください。参加申し込みの際にグループをお知らせください。
午後の「野鳥の声を楽しもう」は、小鳥の森ネイチャーセンターの方に里山の小鳥の声を実際に聞きながら解説していただきます。
そして発表は、フラサークルにじのフラダンスと、今年から活動を開始したミュージックベルクラブの演奏です。どうぞお楽しみに。
お昼休みの時間は、小原眼鏡さんに便利グッズの展示をお願いしています。
日頃あまり会えない方とゆっくりお話しする機会でもありますので、多くの皆さんのご参加をお待ちしています!

ミニバザー行います!! 7月23日(火)10時開店

8月10日(土)午後3時まで、夏物衣料を中心に展示します。この間、いつでも自由にお越しください。

7月のウォーキングは小鳥の森を散策

小鳥の森は2015年以来4年ぶりに訪れます。森の中には、1年中多くの鳥類が住み着いています。シジュウカラ・ヤマガラ・ホオジロ・メジロ・ウグイス・キジ、夏鳥であるホトトギス、カッコウ、そして夏に訪れるオオルリ、キビタキ、サンコウチョウなどの声を聞きながら森林浴を楽しみたいと思います。
日にち:7月24日(水)
集合:小鳥の森ネイチャーセンター 11:00
解散:小鳥の森ネイチャーセンター 14:00
昼食と飲み物は各自でご持参ください。
雨でも行います。
虫が多い時季ですから、長袖・長ズボン・帽子着用で防虫対策を行ってください。なお、暑い時季でもありますので、暑さ対策も忘れずにお願いします。

ミニ交流会&白杖体験会in須賀川市

今年は、須賀川市でミニ交流会ならびに白杖歩行の体験会を行います。県南地域にお住まいの方で「にじ」をお読みの方、ぜひご参加ください。また、にじの会に関心をお持ちの方もお誘いください。にじの会の各担当スタッフ、ボランティアがお待ちしています。
午前はミニ交流会です。にじの会の活動を紹介したり、皆さんからの質問や希望などをお聞きしたり、便利グッズを紹介したりして、楽しいひとときを過ごしたいと思います。
午後は日本盲導犬協会仙台訓練センターのご協力をいただき、初めての方を対象とした白杖体験会を行います。初めてではないが、自分の歩き方を確認したいという方もご参加ください。午後の参加もお待ちしています。
日にち:9月9日(月)10:00~15:00
時間:10時~12時 ミニ交流会
13時~15時 白杖体験会
会場:須賀川市市民交流センターtette
須賀川市中町4-1
Tel 0248-73-4407
※ 会場は駅から少しありますので、お申し込みの 際にお越しの交通手段をお知らせください。
問い合わせ・申込み:にじの会事務局

短歌・俳句・川柳

柳沼友治さん(郡山市)
庭師の手枝葉隠れのバラ蘇生

佐藤八重子さん(福島市)
数詠めばうけるか下手な川柳も

穴沢勲さん(会津若松市)
東山足湯に入りひとときを
ご婦人パワー熊もしょんぼり

宮崎英幸さん(福島市)
吾が性(しやう)にクーラー合はず涼風を
求めて車庫に椅子を持ち出す

矢島秀子さん(南相馬市)
ぬか漬けのズッキーニの味に友寄りて
健康維持に話は尽きぬ

谷田川正さん(郡山市)
紫陽花の鉢植え求め微笑みつ
梅雨の有り様数多想いて

三浦寛さん(国見町)
我が庭の初夏を食するサクランボ
ヒヨドリ八割残りは家族

武田栄子さん(福島市)
見えざりし吾が手をひいて触れくれる
シャクナゲの香り鼻腔を抜ける

小板橋順二さん(猪苗代町)
いにしえの舞鶴城の石垣よ
我が想う人はいずこにありや

歩行訓練と日常生活訓練を願う当事者の会 署名用紙の提出のご報告
5月20日福島県庁本庁舎において、福島県知事あてに県民18,879名の希望を乗せた、歩行訓練士の正職員の配置を願う署名用紙の提出式が行われました。式は知事代行の戸田保健福祉部長の挨拶後、当事者の会齋藤会長から会の趣旨説明と署名用紙提出があり、続いて遠藤障がい福祉課長と会員との質疑応答が行われ、式は約30分で終了しました。
当会は、今後も県の対応のお知らせや啓発活動を行う予定です。なお、今年9月23日、こらっせ福島において、100名程度の方を対象に歩行訓練士に関するセミナーの準備を進めており、多くの方からの応募をお待ちしております。

お知らせ

●中学生向け短期視覚障害リハビリテーションの開催、見えない・見えにくくても、自分でできることを増やしてみませんか。
日時:8月7日(水)11時~8月9日(金)13時30分(2泊3日)
会場:スマイルワン仙台
対象:視覚に障害のある中学生で東北及び新潟にお住まいの方。初参加を優先します
定員:若干名(先着順ではありません)
費用:4,500円
プログラム内容:白杖歩行訓練(選び方・使い方)、日常生活動作訓練(調理や掃除)、パソコン訓練(画面読み上げソフトの使い方)、点字訓練、盲導犬歩行体験など、ご希望をお伺いして内容を決定します
申し込み締め切り日 7月19日(金)
問い合わせ・申し込み:日本盲導犬協会 スマイルワン仙台 ユーザーサポート部
TEL:022-226-3910 FAX:022-226-3990

● 令和元年度中途失明者緊急生活訓練事業「在宅生活訓練」のお知らせが福島県障がい者総合福祉センターから届いています。
対象者:見えない見えにくいことで日常生活に不便を感じている中途失明者および視覚障がい者で生活訓練を希望する者。本人と一緒に家族等の参加も可。
内容:歩行訓練・点字・パソコン・日常生活動作(調理・掃除・洗濯等)から本人の希望するものを自宅等(生活圏内)で実施。1回およそ90分。
時期および回数 6月3日(月)~令和2年2月29日(土)まで(予定)、延べ34回(応募状況によって変更もありうる)。
講師:日本盲導犬協会仙台訓練センター生活訓練指導員
費用:講師派遣に係る受講者の負担は無料(受講の際の交通機関の運賃、材料・光熱費等は本人負担)。
問い合わせ・申し込み:お住まいの市町村障害福祉担当窓口

●サポートセンターにじは、8月11日(日)~8月18日(日)の1週間、夏季休暇のため休館いたします。ご不便をおかけしますがご協力をお願いいたします。

●325号でお知らせした通り、サピエが6月27日(木)~7月4日(木)の8日間停止します。その間、検索やダウンロードができませんので、新着情報や新たなデイジー・点字図書の貸し出しはできません。どうぞご了解ください。当センターで所蔵している図書は支障なく貸し出しできますのでご利用ください。

坂下さんの 「私のおすすめ」
『世界を動かした「偽書(フェイク)」の歴史』中川右介著・・・世界の歴史・日本の歴史を見てゆきますとその時代・文明に大きな影響を与え続け、変容させたのではないかと思われる数々の偽書が存在します。小生も以前よりこれらの存在を知り、注目していました。本書の中からその幾つかを拾ってみます。
「シオン賢者の議定書」、ユダヤ人の世界制覇の目論見を立証したと言われる秘密文書です。イエス・キリストを十字架に掛け、死に追いやった遠因とされるのは13人の弟子の中の一人、ユダの裏切りによるとされていることは、世界の歴史を学ぶときに必ず遭遇する話です。以後、西欧の歴史、なかんずくキリスト教文明の中で、現在に至るまでユダヤ人はあからさまな差別と迫害にさらされ続けてきました。19世紀、ロシア・ロマノフ王朝、秘密警察の中で立案され企てられてきたのが、ユダヤ民族による世界制覇という陰謀が密かに企てられているという秘密情報と、それを記録した文書の捏造でした。世界情勢が不穏なものとなりつつある情勢の中、この文書の存在はいよいよ信憑性の高いものとされ世界中へと拡散されました。ナチスドイツ・ヒットラーによるユダヤ人の大量殺戮に正当性を与える根拠となったとも言われています。
次は天下の(?)朝日新聞がやらかしたばかばかしくも面白い偽造文書事件です。
「日本共産党員、伊藤律会見捏造記事」と言われるものです。1950年(昭和25)9月27日、朝日新聞社神戸支局の記者が、当時レッドパージによって、逮捕状の出ていた地下潜伏中の日本共産党幹部の伊藤律と、宝塚市の山林で数分間の会見に成功したというものでした。この記事には伊藤の行方を追っていた公安警察も色めき立ちました。厳しい事情聴取の結果、その時刻には特ダネをものにした記者は、旅館にいたことがわかり、全てがでたらめ、捏造であったことが判明するというお粗末なものであったようです。当の伊藤律は、東京都内に潜伏中この記事を読み「なかなか迫真的なこの大記事を夕刊で見て思わず吹き出した」と語っています。
朝日新聞、最近のものとしては、1983年に出版された「私の戦争犯罪」(吉田清治著)をご記憶の方もおられると思います。戦時中朝鮮半島において日本軍により朝鮮人の多くの若い女性たちが組織的に、暴力的にかり集められ日本軍相手の従軍慰安婦とされたという偽造文書でした。この書物は出版当初より多くの専門家により捏造であることが指摘されました。また地元紙の「済州新聞」が追跡調査し、当時そうした「慰安婦狩り」を住民が聞いた事がないという証言を得て、吉田証言は事実ではないと報道しました。これだけの客観的な調査報道がなされたにもかかわらず、一部の政治家・大手新聞・研究者たちが、激しい反日政治運動を起こし、それにより日本と韓国の間には言われ無き相互不信と中傷とによる軋轢が生じ、今なおそのひずみは続いています。
これらを見てゆきますといずれは専門家の手により嘘でたらめであることが完全に立証されるであろうことはわかりきったことにもかかわらず、なぜこのような愚行を犯すのか。以前より疑問に感じていました。
著者も作品の中で繰り返し繰り返しこの疑問を投げかけています。巨額の富を得られるわけでもなし、学問世界で評価を得られるわけでもなし、詰まるところ、世界をだまし続けることへの快楽なのか?
あるいは余りにいびつな、欺瞞に満ちた正義感ゆえの自己主張なのか?
そのでたらめさは実に面白いものではありますが、全く迷惑な話であります。(点訳・音訳あり)

お問い合わせ先

特定非営利活動法人にじの会


〒960-8074
福島市西中央2丁目23-1
TEL:024-529-7021
FAX:024-529-7031

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