にじ388号
交流会へどうぞ!
9月6日(金)AOZで開催の交流会の日程をお知らせします。
10:30 開会、オリエンテーション
10:40~12:00 「防災に活かせる知恵」(体験)
及び、非常食の調理と試食
12:00~12:30 休憩(便利グッズ展示13:30まで)
12:30~13:30 A・Bに分かれて体験
A やさしい川柳教室
B はじめてのフラダンス
13:40~14:00 フラダンス・ミュージックベル発表
14:00~14:45 歌声広場
14:55 閉会
午前中は、福島市消防団女性消防隊のみなさんに、災害に遭ったときに役立つちょっとした知恵を教えていただき、それを体験します。その後、便利で美味しい最新の非常食をいくつか調理して昼食として、味わいます。見本も展示します。
午後は、最初に2グループに分かれ、初歩からの川柳とフラダンスの体験をします。ミュージックベルとフラダンスの発表のあとは、清水学習センターを中心に活動されている「うたごえ広場グレートバーズ」の皆さんの演奏を鑑賞し、その後全員で昭和の懐かしいメロディを楽しく歌って、閉会となります。
参加申込みの際、フラダンスか川柳かご希望の体験をお知らせください。参加費は500円です。
小旅行の日程
10月11日(金)、山形県寒河江市を訪れる旅です。申込みは9月2日(月)午前9時から、電話のみで受け付けます。参加費:1500円
8:40 福島駅西口 集合
8:50 出発(東北自動車道~山形自動車道)
10:05~10:20 古関PA トイレ休憩
11:10~12:00 寒河江市慈恩寺散策
12:15 チェリーランド寒河江到着
昼食 ショッピング
14:00 出発(山形自動車道~東北中央自動車道)
14:50~15:30 道の駅米沢 休憩
16:20 福島駅西口着
後期高齢者医療被保険者のみなさんへ 被保険者証の定期更新のお知らせ
後期高齢者医療の被保険者証は、毎年8月1日に更新いたします。
7月中にお住まいの市町村から、新しい被保険者証(ピンク色)をお送りしますので、8月1日以降に医療機関で受診をする際には、必ず新しい被保険者証(ピンク色)を窓口にお出しください。
これまでお持ちの被保険者証(オレンジ色)については、被保険者証の誤使用や詐欺被害を防ぐため、令和6年8月1日以降、市町村の後期高齢者医療制度担当窓口へ返却いただくか、ご自身で破棄してください。ご自身で破棄する場合は、個人情報に留意の上、裁断等により確実に破棄してください。
なお、マイナンバーカードと被保険者証の一体化により、令和6年12月2日付けで被保険者証は廃止となりますが、新しい被保険者証(ピンク色)は記載内容に変更がない限り、そのまま有効期限である令和7年7月31日まで医療機関等でご使用いただけます。
※視覚障がいをお持ちの方の被保険者証に点字シールの貼付を希望する場合は、被保険者証を持参のうえ、お住まいの市町村の後期高齢者医療制度担当窓口にお申し出ください。
お問い合わせ先:
お住まいの市町村の後期高齢者医療制度担当窓口
または 福島県後期高齢者医療広域連合事務局
電話 024-528-9025(代表)
短歌・俳句・川柳
薄井セツ子さん(福島市)
口チャックきつく閉じても直ぐ緩む
佐藤哲哉さん(福島市)
うちわ出し高い電気に立ち向かう
江口きよみさん(鴨川市)
午前二時研ぎ澄まされて耳の夏
武田栄子さん(福島市)
声立てて笑いしひ孫の小さき手
そっと触れればぬくもり伝わる
穴澤勲さん(会津若松市)
バスに乗り知らない言葉混ざり合い
今や会津も国際社会
清野隆一さん(郡山市)
朝顔のように心を開きつつ
受け止めようよ言葉と姿
矢島秀子さん(南相馬市)
カラスの子親より太き声をあげ
巣立ち間近に何をねだるや
小板橋順二さん(猪苗代町)
夕焼けの逆さ磐梯田植え機の
リズムにのってフラ踊りおり
三浦寛さん(国見町)
梅雨空に天を仰いだ紫陽花が
飛び交うツバメにお天気占う
福島JRPSより「真夏の交流サロンin郡山」のおしらせ
日時:8月18日(日)11:00~14:00
会場:郡山市民交流プラザ 第1会議室
(ビッグアイ7階)
参加費:1000円(弁当、飲み物、お茶菓子代)
申込み締切:8月10日(土)
申込み先:090-7931-5984(三浦さん)
(メール)hiro-gtrluckymtk-1643m@docomo.ne.jp
皆様の多数の参加をお待ちしております。
おしらせ
●福島ロービジョンネットワーク第34回フォーラムの概要が決定しましたのでお知らせします。
開催日:令和6年11月24日(日)
会場(ハイブリッド開催):メイン会場(対面参加)郡山市南東北病院NABE(ナベ)ホール、分散会場は、福島市、会津若松市、いわき市などに設置予定
テーマ:「視覚障がい者とキャッシュレス時代」
特別講演:「視覚障害者とキャッシュレス社会の現状」講師:慶應義塾大学 自然科学研究教育センター共同研究員 御園政光さん
●日視連主催の第46回全国視覚障害者将棋大会が9月21日(土)に山形県天童市で開催されます。対局の参加申込みは8月16日(金)までです。対局の競技の他、どなたでも参加できるイベントとしてAIとの詰め将棋、指導対局、ブラインド将棋体験などが行われます。にじの会に要項やちらしが届いています。
詳しくお知りになりたい方はお問い合わせください。
今月のイチオシ!図書
8月!大人が夏休みに読みたい本を選んでみました。暑い、あつーい夏、部屋を涼しくして読書に耽るのはいかがですか。点訳・音訳ともサピエに登録されています。
『夏の庭』湯本香樹実著:小6男子3人とおじいさんの、あるひと夏の物語。おじいさんとの交流や昔の体験を聞きながら、主人公たちは「死」について考えます。作中に出てくる名言の数々は、大人だからこそ心に沁みるものばかり。子どもの頃田舎で夏休みを過ごしたことのある人は、懐かしさが込み上げるでしょう。
『ぼくらの七日間戦争』宗田理著:明日から夏休みという暑い日のこと、東京下町にある中学校1年2組の男子生徒全員が姿を消した。事故?集団誘拐?実は彼らは河川敷にある工場跡に立てこもり、大人たちへの叛乱を起こしたのだった。女子生徒たちとの連携による奇想天外な大作戦に、本物の誘拐事件や市長選挙汚職がからまり、はては解放放送とバリケードに感激する全共闘世代の親やテレビレポーターも出始めて、大人たちは大混乱。鮮やかな終幕まで、息もつがせぬ軽快なテンポで展開されるコミック・ミステリー。
『夏への扉』ロバート・A・ハインライン:冬になるときまって「夏への扉」を探しはじめる飼い猫のピート。1970年12月、親友と恋人に裏切られ、発明までだましとられたぼくは、冷凍睡眠で30年後へと送り込まれ…。人気映画「バックトゥザフューチャー」の構想の原点とも言われています。SF作品ながら人生についても考えさせられ、最後には希望の光が見えてきます。出版から60年以上経った今も人気の、SFファンタジー初心者におすすめの小説。
『ハローサマー、グッドバイ』マイクル・コーニイ著:夏休暇をすごすため、政府高官の息子ドローヴは港町パラークシを訪れ、宿屋の少女ブラウンアイズと念願の再会をはたす。戦争の影がしだいに町を覆いゆくなか、愛を深める少年と少女。だが壮大な機密計画がふたりを分かつ…少年の忘れえぬひと夏を描いた、SF史上屈指の青春恋愛小説。
『異人たちとの夏』山田太一著:幼い頃に亡くなった両親が、元気だった頃の姿で急に現れる、主人公の不思議な夏の体験を描いた小説。静かなあの夏の夜、私はたしかに出会ったのだ。懐かしい父母との団欒、美しい恋人との心安らぐ愛の暮らしに…。愛と孤独、人生の機微を幻想的な手法で描く。
『銀河鉄道の夜』宮沢賢治著:どこかで、銀河ステーション、銀河ステーションというふしぎな声がしたと思うと、眼の前がさあっと明るくなり、気がついてみると、ジョバンニは、親友のカムパネルラといっしょに、ごとごとごとごとと小さな列車に乗って走っていたのだ。銀河を走るその鉄道は、人々の透明な意思と願いとをのせて、生と死のはざまを、かけぬけていく。日本が誇る作家・宮沢賢治の人気代表作。
『幻夏』太田愛著:12歳の夏、少年は川辺の流木に奇妙な印を残して消えた。23年後、刑事となった相馬は、少女失踪事件の現場で同じ印を発見。相馬の胸に、消えた親友の言葉が蘇る。「俺の父親、ヒトゴロシなんだ」。司法の信を問うミステリ。
『クライマーズ・ハイ』横山秀夫著:男には、乗り越えねばならない山がある。1985年、御巣鷹山の日航機事故で運命を翻弄された地元新聞記者たちの濃密な一週間を描いた本格長編小説。
『夏を拾いに』森浩美著:昭和46年の夏。「不発弾が埋まっている」という話を聞いた小学5年生の文弘は、仲間たちとともに不発弾探しに乗り出すが。子どもたちのひと夏の冒険を描く。子ども達が元気に走り回り、ケンカして、思いっきり笑う、そんなキラキラとした夏休みの匂いがあちらこちらに。昭和の日本の夏を感じられる作品です。
『夜想曲集』カズオ・イシグロ著:ノーベル賞作家・カズオイシグロによる、音楽をモチーフとした短編集。
大きなドラマは起こらないものの、軽妙な会話とふわふわとした展開が魅力。辛辣な人間模様とシニカルなユーモアがクセになり、カズオイシグロの世界を存分に楽しめます。
『すいかの匂い』江國香織著:歳を重ねてから振り返ると、夏を思い起こさせる「何か」が自分の中に染み込んでいることがあります。それは幼いころ食べたすいかの匂いであったり、バニラアイスの木べらの味や、ビニールプールのへりの触り心地であったり。本書は、そんな「何か」に思いがけず触れてしまうような11の物語が詰め込まれた短編集です。誰にも言ったことはなかったけれど、こんな私も確かにいた――そんな気づきをくれるかもしれません。