にじ364号

小旅行はバスで!

今年度の小旅行は公共交通機関を使用して行う予定にしていましたが、訪れる候補地と到着してからのウォーキングの距離など、なかなかぴったりの地域が見つからずにいました。その間、コロナの感染状況も落ち着いてきましたので、3年ぶりのバス旅行に計画を変更しました。
詳細はまだお知らせできるまでに至っていませんが、目的地は猪苗代湖と付近の道の駅です。猪苗代湖には遊覧船も復活しましたので、できれば遊覧を楽しみたいと、詳細を検討中です。来月号で詳しくお知らせしますので、お楽しみに!
日時:10月3日(月)
9時頃出発、16時頃到着予定
集合場所:JR福島駅西口地下通路出口付近
集合時間:8時45分頃
目的地:猪苗代湖周辺
定員:ボランティアを含め、40名(先着順)
参加費:1500円(昼食代を含む)
※身障手帳をお持ちの方は必ずご持参ください。
申込み:9月1日(木)午前9時から、サポートセンターにじへ電話でお申し込みください。電話以外の申し込みは受け付けません。
※新型コロナウイルスの感染状況によっては、中止となる場合もありますことを、ご了解ください。

テキストデイジーボランティア
養成講習会を行います

活字による読書が困難な方に、文字を拡大・反転させて表示したり、音声ソフトで読み上げるテキストデイジーを作成するボランティア養成講習会です。テキストデータの作成から始めますので、パソコンで文字入力できる方ならどなたでも活動できます。受講にはご自分のパソコンをお持ちください。
日時 9月10日(土)・17日(土)2回
13:00~15:00
会場 福島視覚情報サポートセンターにじ
定員は10名、受講料無料です。
申し込みは事務局までどうぞ。

後期高齢者医療被保険者のみなさんへ
被保険者証の定期更新のお知らせ

後期高齢者医療の被保険者証は、毎年8月1日に更新することになっております。
7月中にお住まいの市町村から、新しい被保険者証をお送りしますので、8月1日以降に医療機関で受診をする際には、必ず新しい被保険者証(藤色)を窓口にお出しください。
なお、今までお持ちの被保険者証(オレンジ色)については、8月1日以降、なるべくお早めに、お住まいの市町村の後期高齢者医療制度担当窓口まで返却くださいますようよろしくお願いいたします。
また、視覚障がいをお持ちの方の被保険者証に点字シールの貼付を希望する場合は、被保険者証を持参のうえ、お住まいの市町村の後期高齢者医療制度担当窓口にお申し出ください。
お問い合わせ先:
お住まいの市町村の後期高齢者医療制度担当窓口
または 福島県後期高齢者医療広域連合事務局
電話 024-528-9025(代表)

短歌・俳句・川柳

柳沼友治さん(郡山市)
猛暑日や人もペットも会話無く

菅野勝仁さん(田村市)
久しぶり家族で外出接種場

薄井セツ子さん(福島市)
思い出をパズルのように組み立てる

矢島秀子さん(南相馬市)
争わず順番を待つ蕾たち
匂い豊かに美しくあれ

小板橋順二さん(猪苗代町)
麦大豆輸入不足と音を上げる
自給の昔麦秋なつかし

穴澤勲さん(会津若松市)
熊多く田畑を荒らしデカイつら
環境破壊悪いのはヒト

三浦寛さん(国見町)
爆撃に幼子抱きしめ立ちすくむ
我が目も疑うロシアの暴挙

谷田川正さん(郡山市)
空梅雨に家庭菜園ハカハカと
でっかい如雨露で朝夕ダブル

清野隆一さん(郡山市)
海沿いで思い出集め持ち帰り
出会い嬉しく心眠れず

武田栄子さん(福島市)
庭に咲く白つめ草に遠き日の
友とつみたる思い出よぎりぬ

お知らせ
●ダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業のお知らせが届いています。第43期海外研修派遣生募集です。申込期間は9月30日まで。パンフレットがありますので、関心がある方は事務局までどうぞ。

●腰の浜会館主催の点字講習会が始まります。関心のある方がおられたらぜひお勧めください。
9月7日(水)から 13:30~15:30
毎週水曜日、入門講座6回、基礎講座12回
申し込みは腰の浜会館(533-5261)へ。

●サポートセンターにじは、8月11日(木)~17日(水)夏季休暇のため、休館させていただきます。ご利用の方にはご不便をおかけしますが、貸出の依頼などは早めにご連絡くださいますようお願いいたします。ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

JRPS福島より 交流会のお知らせ
コロナ禍を乗り越え、一歩前へ

日時:9月18日(日)13:00?15:00
場所:郡山市民交流プラザ 大会議室
郡山市駅前2丁目11-1 ビッグアイ7階
内容:歩行訓練士・渡邊純代さんによる白杖体験。最新型白杖ミズノケーンも登場
申込みは、三浦寛さんまで
電話:090-7931-5984
メール miura_164@docomo.ne.jp
申し込み締切り:8月31日(水)
皆様のご参加をお待ちしております。

今月のイチオシ!図書

今月は、7月1日に日本大学理事長に就任して話題となった林真理子の作品を見てみます。林氏の処女作は、1982(昭和57)年出版のエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』です。その後、1986年に『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞しました。作家・エッセイストとして活躍し、化粧品や宗教、レストランなど多様なテーマの作品をはじめ、大河ドラマの原作まで手がけています。「女性の目線でリアルに人間を見つめた」作風が魅力で、逃げず、騒がず、誠実に人と人の関わり合いを描いています。作品にはその時代の雰囲気が濃密に再現されています。また、週刊文春に37年間連載し、最多掲載回数としてギネス世界記録に登録されたエッセイも多数単行本化されています。
『葡萄が目にしみる』:葡萄づくりの町。地方の進学高校。自転車の車輪を軋ませて、乃里子は青春の門をくぐる。生徒会の役員保坂に寄せる淡い想い。ラグビー部の超スター岩永との葛藤。そして、笑いさざめき、かすかに憎しみ合う級友たち。目にしみる四季の移ろいを背景に、素朴で多感な少女の軌跡を鮮やかに描き上げた感動の長編小説。直木賞候補となったこの作品は、青春小説の枠を超え、鮮烈な印象を与えて、選考委員たちの絶讃をあびた。会心の代表作である。点訳(全4巻)、音訳(5時間)
『本を読む女』:読書が好きな一人の平凡な少女、万亀。幸福な青春時代を経て成人した万亀が直面する現実の辛さとささやかな喜びに、時代の流れが影を落としていく。庶民の誰もが時代に翻弄された昭和の前半、著者が自らの母をモデルに、懸命に生きようとした一人の女の半生を、愛情込めて綴った力作長編。点訳(全6巻)、音訳(7時間43分)
『最終便に間に合えば』:再会した男女の恋の駆け引きを冷めた目で捉えた表題作、古都を舞台に年下の男との恋愛を描いた「京都まで」。第94回直木賞受賞2作品など、全5編収録。点訳(全3巻)、音訳(4時間53分)
『白蓮れんれん』:「筑紫の女王」と呼ばれた美しき歌人・柳原白蓮が年下の恋人、宮崎龍介と駆け落ちした、世に名高い「白蓮事件」。華族と平民という階級を超え、愛を貫いたふたりの、いのちを懸けた恋。門外不出とされてきた七百余通の恋文を史料に得て、愛に翻弄され、時代に抗いながら、真実に生きようとする、大正の女たちを描き出す伝記小説の傑作。点訳(全6巻)、音訳(11時間8分)
『下流の宴』:下流を見下すことで中流としてのプライドを保とうとする、東京の中流家庭の主婦が主人公です。日々順調だった中流生活も、ある日息子がフリーターの女性と結婚すると言い始めたことで、綻び始めるのでした。下流を作り、格差社会をあおっているのは、大多数を占める人たちの中流意識なのではないか?そんな問題意識を読者につきつける作品です。点訳(全6巻)、音訳(12時間5分)
『小説8050』:完璧な人生を送っているように見える大澤正樹には秘密がある。彼の長男・翔太は7年間も自宅に引きこもっていた。娘が相手家族に結婚を反対されたことから正樹は息子と向き合う決意をするが…。点訳(全5巻)、音訳(11時間49分)
『西郷どん』:薩摩の下級武士の家に生まれ、貧しいながらも家族や友に恵まれて育った西郷隆盛。激動の幕末を駆け抜けた彼の生涯を描く。NHK大河ドラマの原作。点訳(前編4巻、後編5巻)、音訳(前編6時間52分、後編8時間42分)
『もっと塩味を!』:天性の味覚を持つ女は男の料理に惚れ込み、「ミシュランの星」獲得に人生のすべてを賭けた。夢に生き、愛憎の果てに散った短くも激しい生涯を描く長篇小説。点訳(全3巻)、音訳(5時間59分)
『マリコを止めるな!』:引きも切らぬ不倫報道、日大タックル問題、紀州のドン・ファン事件、皇族の結婚…。時代を一刀両断し続けた、林真理子のタブーなきエッセイ第32弾。週刊文春連載エッセイの単行本化。点訳(全3巻)音訳(6時間8分)
『李王家の縁談』:娘の結婚相手探しに奔走していた梨本宮伊都子妃。娘が惨めな思いをしない結婚相手を見つけるための彼女の選択とは。縁談を軸に描く結婚宮廷絵巻。点訳(全4巻)音訳(7時間24分)

お問い合わせ先

特定非営利活動法人にじの会


〒960-8074
福島市西中央2丁目23-1
TEL:024-529-7021
FAX:024-529-7031

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