にじ360号

お花見ウォーキング&ウォーキングクラブへのお誘い

春の訪れとともに、ウォーキングの季節もやってきました。3年ぶりに行うお花見ウォーキング、ウォーキングクラブのクラブ員のかたも、そうでないかたも、荒川桜づつみ公園の散策を楽しみましょう。
日にち:4月13日(水)
時間:13時~14時30分
集合・解散場所:サポートセンターにじ
昼食を済ませて集合してください。ウォーキング中は、水分補給のみとなります。
サポートセンターにじから桜づつみ公園まで徒歩での往復に自信のない方は、ボランティアとともに車で移動しますので、どなたも心配なくご参加ください。必ず事前にお申し込みください。
今年度は、ウォーキングボランティア講習会も再開し、5月のウォーキングには受講者も参加します。
新たにウォーキングクラブに参加されたい方をお待ちしています。去年はなかなか参加できなかったけれど今年こそはと思われる方、ぜひウォーキングクラブにご参加ください。クラブは申込制です。クラブ員になった方は毎回参加が原則ですが、お休みされる際は事前にご連絡ください。連絡が無い場合は参加されるものとして、当日ボランティアがお待ちしています。

ウォーキングクラブ
毎月第2・第4水曜日、10:30~12:00
サポートセンターにじに集合し、付近のコースをそれぞれのペースに合わせてウォーキングします。

情報コーナー

テレビが聞けるラジオ
ポータブルラジオレコーダー(ICZ-R260TV)
AMラジオ・FMラジオ放送に加えてワンセグTV音声放送も受信・録音可能。受信中の録音はもちろんのこと、最大20件までの予約録音に対応しています。録音時に発生するノイズを抑える工夫をすることで、録音時でも良好なワンセグ感度を保てるようにしました。ワンセグTV音声放送専用のアンテナを装備し、より安定した受信をサポートします。豊かな低音、高音質を実現。また、デジタル信号処理を行いワンタッチでスピーカー特性を最適化する機能を搭載しているので、わずらわしい設定をしなくても気軽にクリアな音を楽しめます。
お気に入り放送局をワンタッチで選局・・・よく聞く放送局を5つまでお気に入りボタンに登録が可能。お気に入り登録しておけば、ワンタッチで選局ができて便利です。
ラジオ・TVの放送局を自動で登録可能・・・地域設定をすると、地域に応じたラジオとワンセグTVの放送局が自動で登録されます。
便利なタイマー機能・・・あらかじめ設定した時刻にラジオやワンセグTV音声放送の受信ができる「オンタイマー」や一定時間が経過すると自動的に電源が切れる「スリープタイマー」機能を搭載。忙しいときや就寝前の番組の再生に便利です。
※多くの市町村で日常生活用具に指定されています。耐用年は6年ですので、新たに申請も可能です。お住まいの市町村の担当課にお問い合わせください。日常生活用具の品目は「地デジ放送が聞けるラジオ」です。福島市の「小原眼鏡」さん(0120-36-1819)も製品の問い合わせに応じてくださいます。

短歌・俳句・川柳

柳沼友治さん(郡山市)
with corona(ウィズ コロナ)「仰げば尊し」も録画にて

薄井セツ子さん(福島市)
パソコンは夢が溢れる玉手箱

菅野康男さん(福島市)
ツルハシが売り切れるほどガンコ雪

谷田川正さん(郡山市)
春弾む水温みて虹の春
行きつ戻りつ春は歩みぬ

三浦寛さん(国見町)
銀盤のアクセルジャンプ見えずとも
羽生のおどり心に届く

穴澤勲さん(会津若松市)
雨が降り雪がドンドン溶けてゆき
点字ブロック思わずニヤリ

矢島秀子さん(南相馬市)
三月に入ればかならず匂い立つ
我が住むまちは紅梅の里

小板橋順二さん(猪苗代町)
朝ぼらけ屋根軋ませて落ちる雪
冷たい音にも春の気配が

お知らせ
●3月12日(土)JRのダイヤ改正が行われました。点字の時刻表を作成し、利用されている方にでき次第発送しています。点字の時刻表を新たに希望される方、また必要なくなった方も、にじの会へご連絡ください。

点字図書差し上げます
当館の貸出図書をご希望の方に、事務局にお申し込み順に差し上げています。2.以外は、ひもとじです。カッコ内は巻数。今回は今号で終了となります。
1.雪女(3)
2.弱虫でいいんだよ(3)製本
3.「また、あなたと仕事をしたい!」と言われる人 の習慣(2)
4.マグごはん(1)
5.もののけ、ぞろり お江戸うろうろ(3)
6.言葉の力(4)
7.いちばんやさしい料理のきほん(3)
8.「腸を温める」と体の不調が消える(2)
9.からだの中から健康になる長寿の秘密(3)
10.病気にならない夜9時からの粗食ごはん(2)
11.何のために「学ぶ」のか(3)
12.理科がおもしろくなる12話(3)
13.満月珈琲店の星詠み(3)
14.竹輪とバナナ(1)
15.あたしのいとしいひと(3)
16.明日の私の見つけかた(4)
17.6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる (5)
18.明治ロマン政略婚姻譚(4)

今月のイチオシ!図書

作家で、元・東京都知事の石原慎太郎氏が2月に他界しました。石原慎太郎と言えば『太陽の季節』、太陽族を連想するのは、団塊の世代より上の世代でしょうか。サピエに登録されている主な図書を出版年の新しい方から順にご紹介します。全て点訳・音声デイジーともにあります。
『老いてこそ生き甲斐』:最晩年に達したからこそ実感する「老い」という現実。人生の成熟がもたらす最後の楽しみとは。古今東西の偉人の晩年のエピソードも交えながら、「老い」という人生の味わいを綴る。
『死という最後の未来』:死に向き合うことで見える、人が生きる意味とは。キリストの信仰を生きる曽野綾子と、法華経を哲学とする石原慎太郎。対極の死生観を持つふたりが、「死」について赤裸々に語る。
『湘南夫人』:巨大な企業グループを擁する北原家は温暖な湘南の台地に邸宅を構える。三代目が早世した後の一族の関係は複雑に入り組み変化の兆しが・・・。『男の粋な生き方』:タフであれ。優しくあれ。何ももらわぬ勝者であれ。仕事、女、金、酒、スポーツ、教養、生と死……。文壇と政界の第一線に立ち、常に時代と格闘し続けてきた著者が、自らの体験と感性から紡ぎ出す究極のダンディズム。働き盛りの世代へ贈る人生を切り開く「覚悟」が定まる鮮烈なメッセージ。
『天才』:幼少期のコンプレックス、政界入りのきっかけ、角福戦争の内幕、ロッキード事件の真相、田中派分裂の舞台裏、家族との軋轢…。戦後日本の基盤を作り上げながら、毀誉褒貶相半ばする田中角栄の汗と涙で彩られた生涯を描く。
『再生』:東京大学教授福島智氏の論文等を参考に氏が次第にそして完全に光を失い、そのうえ聴力を完全に失ってゆく苦悩、恐怖、孤独を感動的に描いた小説。
『人生への恋文』:混沌とした現代に、時代を代表するふたり(石原慎太郎と瀬戸内寂聴)が贈る、人生への味わい深いメッセージ。ふたりの往復随筆を収録。
『老いてこそ人生』:自分自身の老いていく人生ほど実は味わい深く、面白いものはない。どんなドラマでも最後の幕が一番実があり、感動的であると語る、老いゆく者への鮮烈なメッセージ。
『わが人生の時の人々』:「太陽の季節」で華々しくデビューした昭和31年、経済白書は「もはや戦後ではない」と宣言した。江藤淳、小沢征爾、川端康成、黒沢明、三島由紀夫…時代を駆け抜けた鬼才たちとの衝撃的な出会いをつづる。
『弟』:兄の手ではじめて明かされた石原裕次郎の全貌。自由に生きた小樽、湘南の少年時代。海との出会い。父の死と経済的逼迫。無軌道な青春を経て、一躍映画界の大スターへ。結婚と独立プロの設立。襲いかかる病魔との闘いの日々、弟・石原裕次郎の生と死を透徹した眼差しで描き出す感動の小説。
『生還』:ようやく仕事も軌道に乗り始めた矢先、働き盛りの40代の身で末期癌の宣告を受けた男は、未知の治療法に賭け、ひとり海辺のマンションにこもった。家族を捨て、会社を捨てた凄絶な闘いの末、3年半後、男は奇跡的な生還を果たすのだが。生と死のドラマを極限まで描破して、著者の力量を改めて示した、平林たい子賞受賞作。
『化石の森』:現代という化石の森をさすらう主人公は、予期せざる危機に追い込まれる。劇薬による完全殺人、母親に対する嫌悪、荒廃した性愛、関わりのない他人への自己破滅的な献身。救い難い矛盾に引き裂かれた医学生・緋本治夫の戦慄の行動を通して、現代人の内部に暗く鬱積した怒りを白日のもとにさらし、他者とは何か、人間の存在とは何かを追求した長編。芸術選奨文部大臣賞。
『雲に向かって起つ上・下』:新聞社の駆け出しの政治記者である男性。彼が暗黒の政界に挑んで汚職を追求していく、青春小説
『狂った果実』:太陽族と呼ばれる享楽的で不良っぽい兄と純真な弟の恋愛を描く青春小説。
『太陽の季節』:互いに強く惹かれながらも素直に愛し合えず、かえって傷つけあう。愛への憧れと否定の間に揺れ動く若い男女を描く。第34回芥川賞受賞作。

お問い合わせ先

特定非営利活動法人にじの会


〒960-8074
福島市西中央2丁目23-1
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